出雲なんきん愛好会の会員さん宅に訪問した様子を掲載します。






香川県高松市 Eさん宅
このEさんとは7年来の付き合いで年齢も近い事から、交流が多く情報交換をいつもさせて頂いています。Eさんは愛好会に入会されて以降、毎年のように入賞魚を作出されていますが、中でも圧巻なのは当歳魚〜親魚まで同じ魚での最高位全部門制覇と言う快挙を達成されており、非常にレベルの高い飼育技術を持っておられます。

設備 メインのタタキ池・プラ舟・FRP 他、自作ろ過装置+殺菌灯等
Eさん宅の風景です。ご本人いわく土地が狭いので、これ以上は広げられないと言われていますが、コンパクトにまとまった感じです。また、Eさんの魚は、すっきりとした理想的な小顔が特徴で毎年、この設備から入賞魚を作出されています。




自作のろ過装置と殺菌灯の設備です。ろ過装置は量販店で市販されているケースを使用し穴加工を施して、塩ビパイプで配管してあります。ろ材はビニロック・カキ殻・竹炭などを使用されており、殺菌灯もプラ舟を加工して作ってあるようです。




各タタキ池の様子。2面とも池に対して魚の数は少なめで管理されていました。顔作りのヒントは、ここにあるのかも知れませんね。



このビニールハウスの中で、産卵〜稚魚育成をされているそうです。狭いながら整理された様子はEさんの几帳面さが表れていました。出雲地方と気温の差があるため比較的、早めに産卵するそうですが朝晩の冷え込みを考えるとビニールハウスの方が温度管理がしやすいそうです。また、雨の日でも餌やりなどに重宝されているようです。



最後に今年の品評会での入賞魚を見せていただきました。ご本人いわく色々、欠点はあると言っておられましたが上品な魚です。